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写真検証「発掘された映画たち2018」レジェンド無職監督の謎ポスターシーン

 

写真検証「発掘された映画たち2018」レジェンド無職監督の謎ポスターシーンとして公開

 

この記事は下記の二つの公開とリンクしています。

 

映画を極めろ一直線女子 無職無双大願 可愛い子供たちと美人妻の極楽創作漬け監督人生

eiga-ityokusen-jyosi-tubuyaki.hatenablog.com

1,2の順でこの記事3を観覧ことをお勧めします。そのほうが理解が深まります。

 

 

 

 

 

 

映画愛子は東京国立近代美術館フィルムセンターの上映企画「発掘された映画たち2018」(Cinema: Lost and Found 2018)の開催中の入り口に張り出されたポスターを撮影しました。その中に服部茂の監督作の劇中部分が登場しています。

 


実は下記写真の赤丸の部分は『學生スポーツ劇 若き日』(上映15分 製作1927、現代劇)の一幕です。男2、女1の3名が海沿いを歩いています。

 

 

写真1

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さらに上記の部分がどの部分の上映に当たるか、下記の全体で紹介

  ↓   ↓

「発掘された映画たち2018」の「個人映画特集:2 森紅・服部茂作品集」で上映された森紅と服部茂の作品群

・森紅名義
『今日の佛事』 7分 1930 ドキュメンタリー
『納骨の日』 10分 1930年代初頭 ドキュメンタリー
『別府のお父さんに逢ふて来ます』 14分 1930頃 ドキュメンタリー 
『寂光』 13分 1930頃 ドキュメンタリー
『森紅小品集』 4分 1932 ドキュメンタリー

・服部茂の名義
『私の子供』 6分 1934 ドキュメンタリー
『忍術三太郎』 8分 1927   現代劇 
『學生スポーツ劇 若き日』 15分 1927 現代劇 ←これ
『彌次喜多 散歩の巻』 6分 時代劇要素を持つ現代劇 1928
『喜劇 ホイホイ先生 海岸の巻』 4分 製作年不詳 現代劇
10
『さくら』 4分 1938  ドキュメンタリー
11

 

 

 

 

 

 

『學生スポーツ劇 若き日』は今回の上映作品の中でもっとも長い上映作品でした。

 

「個人映画特集:2 森紅・服部茂作品集」上映で分数長い順ののベスト3

1・『學生スポーツ劇 若き日』 15分 1927 現代劇 ←これ

2.『別府のお父さんに逢ふて来ます』 14分 1930頃 ドキュメンタリー 

3.『寂光』 13分 1930頃 ドキュメンタリー

 

 

 

写真2

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1枚目写真の部分拡大雨が降っている場面ではありませんが、3名が傘を差しています。写真の3名は主人公の水泳少年と友人の同級生の少年、その妹だと記憶しています。左側の傘はハイカラな模様です。

 

 

 

『學生スポーツ劇 若き日』はいわゆる当時風に若者の青春話、交流話が描かれるストーリー映画です。当時なので主人公は同級生の少年の妹に気があるようにも思えますが、深くは描かれていません。あくまで清い若者同士の話として大きな出来事は特になく日常の一こまのように描かれています。初期の監督作でしたが、『學生スポーツ劇 若き日』にもドキュメンタリー要素も存在しています。

 

 

 

ドキュメンタリーが上手い監督であり、正直いうと評価できませんでしたが、このポスターの一部に使われたシーンは映像的には印象に残るかと思います。作品を観ていない時点で撮影した写真のため、撮影時のわたくし映画愛子はこの一部分が『學生スポーツ劇 若き日』の一場面とはわかりませんでしたが、あとで撮影した大きなポスターの写真を見返してみて気付いた部分です。

 

 

写真3

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写真1はこの写真3を拡大し、写真2は写真1をさらに部分拡大したものです。

 

 

 

感想

 

なんだかんだで今回の「発掘された映画たち2018」の上映に参加した経験は森紅や服部茂を知る、同時に理解する、考えるなどの有意義な時間だけではなく、さまざまな面で意味がある映画体験でした。

 

 

 

 

 東京国立近代美術館フィルムセンターつながり 貴重パンフレット登場

 

パンフレット 内田吐夢監督の回顧上映 東京国立近代美術館フィルムセンター 警察官 生命の冠 土 血槍富士 たそがれ酒場 自分の穴の中で どたんば 森と湖のまつり 浪花の恋の物語 酒と女と槍 妖刀物語・花の吉原斬り 恋や恋なすな恋 宮本武蔵 飢餓海峡 人生劇場・飛車角と吉良常 真剣勝負

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戦後の御山の御大こと、戦前からの時代劇六大スターの片岡千恵蔵、その後輩の戦後デビューを代表する時代劇スター中村錦之助(のちの萬屋錦之介)、主演と助演で活躍した歴代名優の小杉勇、2枚目スターで後の名匠の島耕二らとコンビを組み、

 

*御山の御大=事実上のナンバーワン俳優の意味、ピラミッドの頂点に立つことにもつうずる。

 

特に1930年代から1970年代前半にかけて40年以上にわたり活躍、途中、戦中戦後の煽りをダイレクトに受け、満州で10年強の貴重な時間を失うが通産で20作以上の名作や秀作を残し、フィルムが現存していない名作や秀作映画が数多くある、大巨匠・内田吐夢の回顧上映も東京国立近代美術館フィルムセンターの上映企画で行われたことがありました。そのときの貴重すぎるパンフレット

 

 

 

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